柿崎ぃ!

マクロスアルティメットフロンティアにおける最強のキャラクターはやはり柿崎っスね。
能力値はオール42(死に)というネタっぷりですが、柿崎専用のコマンドスキル「最後の晩餐」が強力(スキル制限の解除を行うと、柿崎以外もこのスキルを使えるようになりますが、ランカやシェリルが使った場合でもスキルの演出に登場するのは柿崎なってしまう)。SPゲージを3つ消費して周囲の敵に大ダメージを与える技なんですが、ザコならほぼ瞬殺する攻撃力があり、バリアがあるボスにも普通にダメージが通る。効果範囲がそこそこの広さで、数秒間持続するので発動後に移動すればかなりの範囲を巻き込む事が可能。多数の敵を一気に攻撃できるのでゲージも大量に回収でき、上手く使えば何回も連続で使用可能。
このスキルは、柿崎が巻き込まれて死んだマクロスのバリアの暴走を再現した物なので強くて当然ではあるんですが、これに頼ると確実にゲームがつまらなくなる壊れ技です(笑)。
とはいえ、ミッションの評価でSランクを狙ったり、ポイント稼ぎのためにミッションを高速で回すためにはこれ以上なく便利なスキルなので、ちょいちょいお世話になります。
マクロスFのとあるミッションで、ボーナスをもらえる条件が地面に置いてあるオブジェクトの全破壊と敵の全増援の破壊というのがあったんですが、それらの作業をボスのいる狭い部屋の中で行わなければいけないため、ボスが邪魔でどうしても撃ち漏らしが発生してしまいます。じっくりと時間をかければ撃ち漏らしはなくせますが、そんなことをしている内にボスの攻撃で僚機が落とされて僚機生存のボーナスを落としてしまいます。
そんな面倒なミッションも、最後の晩餐を使えば一発クリア。
ゴーストの群れとボスの攻撃が激しく、下手に時間をかけているとあっさり僚機が落とされてしまうラストミッションも、最後の晩餐のおかげで楽々クリア。
おかげで無事にマクロスFのミッションでオールS以上を記録できました。これでクラン・クランが使えるようになりました!パイロットじゃなくて機体クラン・クラン
今作では、生身にVF-25のスーパーパックをくくりつけ、手にはガンポッドを携えたクランが再現されているんですよー。
ミシェルがやられた後に一度だけ(しかもほんの1シーン)見せた姿だったというのに、まさかアレを機体として登場させるとは思いませんでした。
同じ生身でも、ストーリー的に必要になるブリタイと違って、クランが生身で戦うシーンはゲーム的には切ってしまっても問題ないはずです。ってか、ゲームではミシェルが死ぬシーンは全く描かれていないので、クランが生身で出撃するシーンの意味がほとんどない。
まあ、前作でも出番はないはずのマイクローンバージョンのクランがパイロットとして登場していましたんで、クランは何気に優遇されているのかもしれませんね。前作はマクロスFのシナリオは中盤までしか収録されておらず、マイクローンで出撃するシーンはなく、日常会話のようなシーンもないのでマイクローンのクランがいる必要はなかった。
しかも、マイクローンのクランが出撃するというネタはゲーム製作中ではかなり先取りだったらしく、その時点でアニメの方ではミシェルが死ぬ前後の回すら声の収録さえ行われていなかったらしい。そのため、豊口めぐみさんが「死ぬのが恐くて、恋が出来るかー!」というクランの台詞を演じたのはエースフロンティアが最初だったとか。おかげで豊口さんはこの台詞の重みを全くわからずに演じてしまったらしい……。
それはそれとして機体としてのクランですが、バルキリーの変形に使うアナログパッドを操作すれば、バルキリーの3形態に準じた3タイプの機動方法が選択可能。同じ生身キャラのブリタイはバトロイド準拠の機動しか出来ず、変形機構のないクアドランなどはファイターとバトロイド準拠の機動しかないというのに、スーパーパックをくくりつけているだけのクランは何でこんなに機動性が良いのかと(笑)。
ただ、その機動性の代償か、並みのバルキリーより硬いブリタイと違って、TYPE-14などの戦闘機(マクロスゼロに登場したのはF-14だが、諸事情によりゲームでは名前が変わっている)並のHPと防御力しかなく、SPアタックが格闘コンボなのに格闘の威力が低いので、実戦投入するには改造が必須。
しかし、ガンポッドやミサイルはVF-25と同等のものが使える上に、「ミシェルへの想い」という一時的に攻撃力を上昇させる武器もあるので射撃の火力はバカにならない。
おまけで「クランボイス」というクランが喋るだけという謎の武器(?)も搭載されています(笑)