スト4発売が待ちきれません

最近は、暇があれば動画サイトに上がっているスト4の大会動画を漁って見ています。
使いたいキャラはどれも家庭用追加キャラなのでキャラの使い方の参考にはなりませんが、スト4そのもののシステムを理解したり、既存のキャラの要注意な技や切り替えすべきポイントなどを把握する役に立つのではないかと。最近の動画は実況が入っているものもあり、駆け引きの意味や試合の流れが理解しやすくて助かりますね。
それに、スト4の対戦は単純に見ていて面白いです。やっていることが高度過ぎてどういう駆け引きをしているのか理解できないという事はありませんし、双方手が出ないこう着状態でも技のさし合いや間合いの取り合いといった駆け引きが面白い。
コンボゲーのような分かりやすい派手さはありませんが、それゆえにワンチャンスを物にして大逆転をした瞬間なんかは見ていて熱くなります。
ただ、キャラ性能+プレイヤー性能が明らかに開いている組み合わせだと、完全に詰んでいる場合も……。だからと言って、相手がど素人でもない限りは無理が通るシステムでもないので、明らかに詰んでいるのにじわじわじわじわとリードを奪われて時間だけが過ぎていく事も多い。
大逆転の肝であるはずのウルコンもぶっぱで当るほど甘いものではないので、まぐれ当たりでの大逆転も望めない。
思っていたよりストイックなゲーム性ですねー。

家庭用が出たらまずフェイロンを鍛えてみようとは思っていますが、スト2とはまるで違う駆け引きなのでどういう攻撃を組み立てれば良いのかまったく見当がつきません。
スト4のフェイロンのジャンプ性能では安直な飛び込みは対空であっさり返されそうですし、通常技も他のキャラと比べ手際立って長いわけでもない。烈火拳と裂空脚の性能でどこまで押せるかが勝負なんですかねー。
EX裂空脚の性能が高そうなの予想できますが、飛び道具に合わせる以外の場面でぶっぱしたところでガードされて終了なのは目に見えています。ガードさせてフェイロン有利ならそこから攻めを組み立てられるでしょうが、ヒット後に追い打ちが入るという高性能を考えると、ガードされても完全有利という事はなさそう。
ってか、そもそも俺はスト2フェイロンすらまともに使ったことがないので、フェイロンをどう動かせば良いのかさっぱり(笑)。
フェイロンが始めて登場したときは、俺はまだブルース・リーの映画をまともに見たことがなく、あの手のキャラにこれといった思いいれは無かったんですよね。
まあ、当時からカンフーキャラはかっこいいとは思っていましたが、フェイロンはちょっと触った程度では使いにくく感じるキャラでしたから大して使い込むこともなく終了。
その後、DOAシリーズのジャン・リーにはまり、ジャン・リーの技名の一部はブルース・リーの映画の題名から取られていると知って、それが切っ掛けでようやくブルース・リーの映画を見ましたからねー。
俺はブルース・リーだけでなく、中国武術全般がDOAが切っ掛けで興味を持ったクチ。
バーチャ1が出てみんなが八極拳を使うアキラに盛り上がっているときも、俺は「八極拳って何?アキラ使いにくそうだからどーでも良い」と……。
その後、DOAのゲン・フーは漫画の拳児の影響が強く出ているらしいということを知って、それが切っ掛けで拳児を読む。
で、「八極拳カッコイイ!劈掛拳形意拳もいいなー」と……。
話がそれました。とりあえず、フェイロンの基本的な動きをチェックするために、プレステのストリートファイターコレクションを買って練習中です。
まずぶち当たった壁が、フェイロンの使い方以前に技が出ねー……。
ゲームスピードを速くしたら烈火拳すら安定しませんよ。決め打ちで3発出し切るだけならまだ何とかなりますが、ヒット確認しながら出そうとして少しディレイをかけると、3ヒットまで繋がらなかったりそもそも技が出なかったり……。
紫炎脚は1P側では何とか出るものの、2P側に行くと途端に失敗が増えます。裂空脚にいたっては、1Pで5割、2Pでは3割くらいしか出ない……。
スト2は比較的技が出にくかったはずだし、スト4は簡略コマンド(右>下>右下のはずの昇竜拳コマンドが、右下>下>右下でも出るなど)があるほどコマンドが甘いので大丈夫だとは思うんですが、1P側と2P側であからさまにコマンド入力の正確さに差があるのはやはり不便なので、これを機に少し練習しておかねばなりませんねー。
で、今更プレイするスパ2Xですが、最近の下手なコンボゲーをやるよりも面白いですねー。
コンボゲーはコンボ練習をしているうちは面白いのですが、実戦ではコンボミスればあまりにダメージが低く、逆にワンミスしただけで長々したコンボをダラダラ当てられ続けるので、実戦レベルまで鍛えるだけでも大変で、なかなか楽しめるレベルになれません。
それに、昨今の格ゲーは細かな駆け引きが重要で、そういう部分は人と対戦してこそ面白いバランスになっています。しかし、スト2の駆け引きといえば打撃をさし合ったり不用意な攻撃に対して的確な技で反撃したりというシンプルな物なので、CPU相手にプレイしていてもそこそこ面白いですね。
まあ、難易度を上げると不用意な攻撃は超反応で潰されたりするので、駆け引きなどせずにパターンでハメる方が楽なんですけど(笑)。