キラッ!

この間は「ねこ日記」が一番良かったと書きましたが、マクロスFの12話を見たら印象が変わりましたねー。
星間飛行」最高です!



戦場に似つかわしくないアイドルっぽい曲が流れたと思うと、
「アルト!お前にバースデイプレゼントの配達だー!」
と、ミハエルの青いVF-25が登場。
その翼にはミサイルではなくでっかいスピーカー。
「みんな!抱きしめて!銀河の、果てまで!!」
と、ミハエルのVF-25に乗っていたランカ・リーがいきなり振り付けで歌い始める。
歌で戦いを終わらせるといういかにもマクロス的な展開ではあるんですが、なんでしょうこのマクロス7にも似た馬鹿馬鹿しさ(良い意味で)は(笑)。


それを見ていたゼントラーディの偉い人
「だ、誰だ?あの娘」
それに答える副官らしき人
「ご、ご存知ないのですか!?彼女こそ、代役からチャンスをつかみ、スターの座を駆け上がっている
超時空シンデレラ!ランカちゃんです!!」

ごめん……声出して笑った(笑)。
最高です!最高ですよ、河森監督!
「超時空シンデレラ」っていうこれでもかっていう、ど真ん中ストレートなネーミングが素敵です(笑)。


あんだけ派手に撃ち合ってたのがランカの歌声一つで沈静化。「キラッ!」の一言で銃をばたばた捨て始め、「心が光の矢を放つ♪」でゼントラーディの心を撃ち抜き気絶者続出。アルトまで赤面。
シェリル・ノームどころか、リン・ミンメイ熱気バサラも軽く超えたんじゃないのってくらいの無敵っぷりです(笑)。
ストーリー半ばでのこの無敵っぷりは、後半落ち込むフラグでは?と思えてなりませんけど。


そして、今回も旧作ファンへのサービスが満載でしたねー。
今回出てきたゼントラーディ。ブリタイとエキセドルとカムジンになんとなーく似てます。
ラストでは第一世代型マクロスが登場し、エンディングは「愛・おぼえていますか」……。この繋がりは卑怯だです。次回が気になるー……。あのマクロスはいつのマクロスなんだ……。
一条輝や早瀬未沙やリン・ミンメイを乗せて地球を旅立ったメガロード-01(この当時、マクロス級はメガロード級と名を改めている)は消息不明となっているので、もしかすると……。まあ、さすがにあれがメガロード-01ってことはないでしょうけど。

最初にシーンのゼントラーディ語に日本語字幕という演出も旧作ファンには嬉しかったのですが、あれについては一つつっこみたい。
「ヤック・デカルチャー」にも訳をつけてあげて!
なんで字幕もヤック・デカルチャーなのかと……。
マクロスFのラジオに届いたお便りで、中学の英語教師が生徒に「デカルチャーってどういう意味ですか?」と聞かれたって話があったくらいですから……。
娘娘のCMソングで「ゴージャス☆デリシャス☆デカルチャぁ〜」と歌われてますからねー。英語と誤解されても仕方ないかと(笑)。
デカルチャーはてなキーワードに登録されていたはずなので、意味がわからない方はそちらをどうぞ。ってか、ググれば一発です。便利な世の中ですね。