ナイトウィザード The ANIMATION

ナイトウィザード The ANIMATION」のDVDが3巻まで発売されました。
今回の月刊ナイトウィザード通信には、本編中に使われているルーン文字のアルファベットとの対応表が載っていました。
ルーン文字には結構ネタを仕込んでいるという話だったので、実際に本編中に出てきたルーン文字を解読してみました。
第4話で初登場したキリヒトが、エリスを救うために魔法を使うシーンで浮かび上がったルーン文字は……

「G」「A」「Z」「E」「R」
「ゲイザー」
いきなり正体バラしてますよー!?

ルーン文字は、対応するアルファベットに似た形をしている物が多いので、キリヒトとゲイザーの関係を疑った上で見れば、対応表がなくともあの文字がGAZERだという推測が不可能ではないです。
あのシーンのルーン文字はキリヒト側から見れば普通に映るように、つまり視聴者の視点では左右がひっくり返って描かれるので、それにも気付かないと解読は難しいのですが。
それと、キャラクターの設定表を見て改めて気付かされたんですが、キリヒトは特別な指示がない限りは右目を絶対に髪の毛で隠すようにしていたようです。
これに「大いなる者」の隻眼の魔力の象徴(エリスの場合は片方の目が光ることで、隻眼の魔力を暗示していた)という意味がこめられていたと推測すれば、キリヒトは神に近い高位の存在であることは推測できたはず。
今更ながら「良くここまで原作のネタを意識した細かい伏線を張るなー」と感心します。

今まで気付かなかっただけで、他にも色々とネタがありそうですねー。
とりあえず、第1話から見直してルーン文字は全て解読してみましょうか。

3巻のTRPG版オーディオコメンタリーにはかわたなさんが登場。かわたなさんは「ふぃあ通」にも出演したことがなかったので、声を聞けたのは貴重。ただ、もう少し高い声を想像していたので少し違和感がありましたが(笑)。
それにしても、マユリが「おにぎり」ではなく「おむすび」にこだわっていたことには意味があったんですねー。
おむすびは修験道に由来するとか、まじないのこもった食べ物であるという説があるらしく、そこから引っ張ってきたとか。
ちょっとしたことにも色々調べたネタを組み込んでくるというかわたなさんの姿勢には感心させられます。
紅巫女の時、矢薙直樹さんが音の響きだけで「ヒルコ」と名付けた剣に、イザナキとイザナミの間に生まれた最初の神であるヒルコを絡めるネタを入れてみたりしてましたからねー。
それでいて、M78星雲出身の宇宙人だとか、中坊戦隊ジャスティスファイブだとか、セント・ジョージ城とか、その場のノリだけで面白おかしい設定が飛び出してきますが……。
マユリはどちらかといえば面白いネタに走るキャラではありましたが、今にして思えばかわたなさんが演じた中ではまともな部類ですね。
オーディオコメンタリーで、かわたなさんが「矢野君には苦労をかけた気がします」と謝ってましたが、ダブルクロス・リプレイでは相当ひどいキャラをやってましたからねー……。
オリジンでも十分ひどかったのに、アライブでは輪をかけて……。いや、どちらのキャラも大好きですけど(笑)。

今回はマユリが登場する回があったため、かわたなさんがゲストに選ばれたようなので、4巻のゲストは社長(鈴吹太郎さん。本名は中島純一郎。ナイトウィザード・リプレイ「紅き月の巫女」でナイトメアのプレイヤーを担当)が来るかも。今から楽しみです。


ナイトウィザード関係の話は色々溜まっていたので一気に書こうかと思いましたが(ってか、DVDの2巻に関しても触れてませんね)、時間が遅くなったのでとりあえず今日はここまでにします。