スクールメイズ

ナイトウィザード2ndソースブック「スクールメイズ」が発売になりました。
追加ルールなのに2800円と少々値が張りますが、普通のルールブック並みの厚さなので納得の値段ではあります。
掲載されているデータは、旧版にはない完全な4つの新クラス、既存のクラスの追加データ、アイテムや魔法の追加データ、輝明学園秋葉原校のデータ、輝明学園にまつわる追加コネクション、裏界の説明と魔王のコネクション。そしてフォートレス(エミュレイターが張る月匣がその代表格。一般的な言葉で言うと「迷宮」「ダンジョン」)に関するデータと、ランダムフォートレス作成ルールの追加。

まだ読み込みが足りないので書くデータに関する考察はまた後日。とりあえず、一番目立っている新クラスについてだけ少し。

新クラスは「異能者」「侍」「仙人」「錬金術師」。そういえば、どれもありそうでないクラスでしたね。
異能者は早い話が超能力者。スタイルクラスとの組み合わせ次第で戦士系にも魔法使い系にもなれそうな感じ。どちらかというと攻撃寄りなので、アタッカーやキャスター向きっぽい。
侍は物理攻撃特化タイプ。魔剣といいながらも射撃武器もOKな魔剣使いと違い、使用武器が近接武器に限定される特殊能力も多い。攻撃特化タイプであることに加えてMPのコストがきつめなので、スタイルクラスはアタッカーを選択するのがベストかと。
仙人はヒーラーよりの万能タイプと言った感じ。同じ仙人でも特殊能力の取り方で役割が全く変わってきそう。
錬金術師はキャスターよりのクラスだが、専用装備や箒に関係する特殊能力があることから、装備品を使いこなすクラスとなっている。

追加になった新クラスは能力云々はともかく取得するだけでキャラ立てに繋がるクラスばかりですね。
そういえば、ナイトウィザードは現代が舞台の異能物なのに、今の今まで超能力者がいなかったのは意外ですね。忍者がいるのに侍がいなかったのも。