茄子 スーツケースの渡り鳥

ここのところブログの更新が滞っていたので、まとめて色々書こうかと思っていたんですが、妙に重くて上手く書けないので取り上げるネタは一個だけ。


「茄子 アンダルシアの夏」から4年。続編が制作されました。
アンダルシアの夏の頃は大泉洋が主役の声をやってるー!!」と驚いたものですが、4年経った今となっては大泉さんをどんなとこで見かけても何の不思議もなくなりましたねー。
ただ、スーツケースの渡り鳥では別の驚きが……。

ぺぺ:大泉洋
まあ、前作に引き続き主役ですから何の不思議もない。

チョッチ:山寺宏一

マルコ:大塚明夫

ひかる:坂本真綾


問題はこの後……。


アメデオ:藤村忠寿

メカ:嬉野雅道

藤村さんと嬉野さん!なんで声優やってるんですか!?
大泉さん繋がりで出演したんでしょうが、それにしたって地方局のディレクターが声優って……。しかも藤村さんは演技が何気にうめー(笑)。


※藤村と嬉野
大泉洋を世に知らしめた「水曜どうでしょう」のディレクター。二人はミスターと大泉さんと共にどうでしょうの中で数々の旅をしている上に、タレントに負けずに喋るためただのディレクターではなく出演者の一人と言っても良いほどの存在感がある。


藤村さんの役はぺぺが所属するチームの監督という立場のようです。ちなみにそのキャラの見せ場ともいえるシーンを書いてみましょう。


着陸間際の飛行機の中で、機内食をがっつくアメデオ。
厳しい食事制限を受けている選手達から非難の目を向けられたアメデオは
「俺だって厳しいんだよ」
と反論。そこからぺぺとの言い争いが始まる。
「食い過ぎなんだよ!だいたいそれ俺たちが脂っこいから食わなかったもんだろ!」
「ウェイトコントロールは選手の義務。無駄をなくすのが監督の仕事だよ」
「無駄をなくすっちゅーか、無駄に食ってるようにしか見えねーんだよ!甘いもんばっかり馬鹿みたいに食いやがって!」
「な、なんだよー!」
「アリか、おめーは!」
「アリじゃね!監督だよ!」
「アリ!コノヤロー!」
「アリじゃねーって」
「娘に靴でも買ってやれ!」
なんか、もう完全にどうでしょうのノリです(笑)。
他にも水曜どうでしょうを意識したと思われるネタがありました。どうでしょうファンならチェックしてみる価値有りです。
ちなみに、肝心の内容の方は自転車のロードレースをかなりこだわって描いているのでそこが見所ではあるんですが、レースの展開とか独特な駆け引きがわからないとよくわからない部分が多いかも。
わからなくても楽しめる内容ですが、基本的なことを知っておくだけでも見え方が全然違ってくると思います。
俺は自転車には全く興味がなかったものの、シャカリキという漫画でロードレースのことをある程度知っていたので楽しむことが出来ました。