ナイトウィザード関連の物を紹介の続き

と、その前に。
アニメのオープニング（第一話バージョン）とナイトウィザード関連のCMをまとめられている動画を紹介。
NW2のCMが面白い。これを見たことのないナイトウィザードファンは是非一度見て欲しい。理不尽なまでの小暮ロットっぷりが最高です。

・小説
蒼き門の継承者
リプレイなどをベースとしていない完全オリジナルの小説。
ただ、作者があまりナイトウィザードについて詳しくなかったせいか、ナイトウィザードっぽいネタを盛り込もうという意図は伝わってくるものの全然ナイトウィザードらしくない話になってしまっています。

ナイトウィザード ノベル 蒼き門の継承者 (ファミ通文庫)

星を継ぐ者
スターダスト・メモリーズに掲載されたリプレイ星を継ぐ者をノベライズ。
オリジナルのシーンも多いが、基本的にはリプレイのストーリーをそのまま小説化しています。
星継ぐのリプレイは単行本化されていないので、「ルールは持ってないけど星継ぐは読んでみたい」という人は小説を読むのも手かと。
Zガンダムの映画のサブタイトルと被ってますが、リプレイの星を継ぐ者はそれより前に書かれているのでただの偶然。
はてなのキーワードで一番上に出てくるのが大元のネタではないかと。

ナイトウィザード ノベル 星を継ぐ者 (ファミ通文庫)

柊蓮司と宝玉の少女 上巻
アニメのノベライズ。
設定は同じだがストーリーは全然違うらしい。
読んでいないので詳しくはわかりません。ストーリーが違っているとしても、設定部分のネタバレも無しにアニメを見たいので、アニメが終わったら読もうと思っています。

ナイトウィザード The ANIMATION 柊蓮司と宝玉の少女 上巻 (ファミ通文庫)

・インターネットラジオ
ナイトウィザード通信
TRPGというのは、ルールが出た後にも追加ルールやリプレイの発売があるものの、それほど頻繁に動きがある訳ではありません。
それが、月一の更新でインターネットラジオをやっていくなんてかなりあり得ない展開です。今のアニメがあるのはこのインターネットラジオをやっていたからこそでしょう。
矢薙直樹さんと小暮英麻さんがパーソナリティを務めており、ナイトウィザード通信の中で放送されるミニドマラ「星を継がない者」の頃から、柊蓮司は矢薙直樹さんが、アンゼロットは小暮英麻さんが担当。
ナイトウィザード通信を聞いていたファンにとっては、この二人がそのままアニメに出演していることだけで感動物です。
ただし、ミニドラマで柊蓮司もアンゼロットもどんどん弾けていき、元々のキャラとは随分離れていきました。
柊蓮司はアニメでは元の雰囲気に戻りましたが、アンゼロットは小暮英麻さんのノリがそのまま定着してしまいましたねー。

ふぃあ通
ナイトウィザード通信が終了し、F.E.A.R.の作品全般を取り扱うファーイーストアミューズメントリサーチ通信として生まれ変わりました。
あまりに長いタイトルだったため「ふぃあ通」と改名。「ファミ通」に似ているのは仕様。提供にエンターブレインが入ってますしね。
F.E.A.R.の作品全般を取り扱う様になったため毎月の様に新作情報があり、ゲストとして呼ばれるクリエイターも増えました。
ミニドラマや商品紹介のドラマは、ナイトウィザードだけでなく色々無さ空品が取り上げられる様になり、さらにゲストに呼ばれる声優も増えて何気に豪華に。

宮崎羽衣のナイトういういざーど
アニメの放送に合わせて開始したインターネットラジオ。
古いファンからすると、パーソナリティは矢薙直樹さんと小暮英麻さんにして欲しかったなという気持ちは大きい。
まあ、菊池たけしさんがゲストで出てくれたからそれだけで満足。今後のゲストに期待。

・ゲーム
ナイトウィザード　魔法大戦
エロゲー。
一部では黒歴史などと称される物ですが、発売前はナイトウィザード通信の中でも紹介されていましたし、ミニドラマでゲームのBGMが使われていたりするので、公式的に「なかったこと」にしていた訳ではない様子。
まあ、エロゲーからリプレイなどにキャラが還元されることはなかったですし、アニメ化に際してこの話題が取り上げられることはなかったので、事実上「なかったこと」になっているのは確か。
名前だけ使った全くの別ゲームになるかと思いきや、意外にもナイトウィザードの世界観や設定を細いところまでそのまま使っているので、ナイトウィザードを知るための入門編としては悪くなかったりする。
ナイトウィザードの全クラスに対応したヒロインがいたり（ストーリーに関わる攻略対象となっているのは一部だけ）、ゲームを進める上では全く使われない設定までわざわざ説明させたりと色々頑張ってはいたのですが、詰め込みすぎたためかえって消化不良の印象に……。
ナイトウィザード好きの視点で見ると、設定がナイトウィザードの割りにストーリーが全然ナイトウィザードっぽくなかったのが一番の難点。
設定はそのままなのに制服のデザインなどがいかにもエロゲーっぽいものに変更されたり、有名キャラが一人も出ないなど見た目も全然ナイトウィザードではなかったのもイマイチ。
黒歴史とは言わないまでもあえて紹介する作品ではないのですが「ナイトウィザード」と検索すればこれもこれも引っかかってしまうので、ここでも書いておくことにしました。