弔毘八仙、無常に服す…!

昨日、友人とPS2版のメルティブラッドアクトカデンツァ(以後メルブラAC)で対戦しました。
以前俺にボコボコにされた友人が、PS2版を買って練習した上でのリベンジです。とはいえ、昨今の2D格ゲー(特にコンボゲーと呼ばれる類の物)は格ゲーとしての基本駆け引きだけでなくコンボの精度なども重要になってくるため、多少練習した程度ではやり込みの差を埋められない部分があります。
「リベンジ?ボコボコにしてやんよ
と言う訳で再戦に応じた訳ですが、結果だけを言うのならば勝率8割で俺の圧勝。
しかし、ボコボコに出来たのは対戦を始めたばかりの数十分と、友人が帰る直前の数十分。それ以外の数時間はかなりギリギリに対戦内容。コンボの精度によるダメージ量の差で勝ったような物で、駆け引きに関しては五分。場合によっては友人の方が上回っている時も……。
友人はアルクェイドに浮気をする事はあったものの、基本的には徹底してシエル使い。
シエルは色々と面白い立ち回りが出来るからと言う事らしい。
俺は数キャラを使い分け。
軋間紅摩一応俺のメインキャラ。序盤は圧倒的な強さを見せるも、友人のシエルの動きに翻弄されるようになる。
有間都古アーケードのメルブラACver.Aの頃の俺のメインキャラ。序盤はそこそこ有利に戦うも、友人が慣れてくると徐々にリーチの無さが厳しくなってくる。
弓塚さつき使いこなせば強いキャラですが俺には無理でした……。
吸血鬼シオン:PS2メルブラACで多少練習していたキャラ。友人のシエルと最も良い試合を展開した。
七夜志貴以前から使ってみたかったキャラ。最初は強くもなく弱くもなくってな感じだったのですが……。

手が疲れてきたので休憩を挟み、その間に2007年闘劇予選のメルブラ対戦動画を鑑賞。
対戦を繰り返し「俺ら結構上手くなってきたんじゃね?」なんて思い始めていた俺らは、改めて大会レベルの試合を見て自分達とのレベルの差を思い知る事となる……。
ゲームを理解してきたからこそわかる細かい駆け引きとか、簡単そうにやっている事がどれだけ高度なのか実感できる。
そんな中、「いるす」というプレイヤーが使っていた七夜志貴が目に止まる。
強い。そして強いだけじゃなくて立ち回りが格好いい。
これは七夜を鍛えるしかないっしょ!って事で対戦を再開。先ほど見た七夜の動きを参考にしてみる。
最初は動きを試す目的だったので軽いノリで対戦。動きが掴めてくると自然と熱くなり始め、すぐさま真剣勝負に……。
俺の七夜はまだまだ未熟ではあるものの、対戦動画を見る前とは比べ物にならない強さを発揮し始めました。
ぶっちゃけて言うと、大会クラスの対戦動画を見てレベルアップするなんて状態はかなり末期です……。ここまで来てしまうと「気楽にプレイ」なんてレベルには二度と戻れず「真剣勝負を楽しむ」というストイックな楽しみ方しか出来なくなります。
少し前まではこういう真剣勝負を楽しんでくれる友人が身近にいなかったので、格ゲーを買ってもコンボ練習をして終わりって感じでしたよ。
やっぱり格ゲーは対戦してなんぼのゲームですね。
友人の更なる成長を期待して、俺も七夜志貴に磨きをかけるとしましょう。