PS2版発売前にして色々と盛り上がっております

最近、用があってとらのあなまで足を運んだ時、店内にはPS2Fate/stay nightの店頭デモが延々と流れていました。
エミヤをBGMに、数々の印象的なシーンと台詞が次々に流れていくのですが、思わずボーっと見とれてしまいました。
一通り見て満足しても、また少ししたら戻ってきて画面を見入り、満足して買い物を再開したと思ったらまた見に来て……4回か5回は見てしまった気がします(笑)。
エミヤなんて飽きるほど聴いてるはずなんですが、改めて聴くとやはり来る物がありますねー。
またUnlimited Blade Worksのルートを一からプレイしたくなりましたが、焦らずにPS2版を待つように自重しています。
いやもう今すぐにでもプレイしたいのは確かですが、せっかくなら諏訪部順一さんの声が付いたアーチャーを堪能したいじゃないですか。
帰宅後、諏訪部アーチャーを堪能するためにアニメの14話『理想の果て』を3回ほど観た訳ですが、この話はもう何十回観たかな?(笑)
全編通すとそれほど出来が良いと言える訳ではないFateのアニメですが、この話があるだけで満足です。
エミヤ約束された勝利の剣という印象的な音楽が、大幅なアレンジの所為で台無しになっているのが不満なんですけどねー。アレンジで色々手の込んだ音になっているのはわかるんですが、その所為でインパクトが弱くなっています。

それはそれとしてー。Fate関係の買い物が二つ。
一つは漫画版Fate/stay nightの3巻。
漫画版は最初の頃、絵はちょっと崩れ気味だったり話の持って行き方やがイマイチだったり、あえて原作から変える必要のない台詞をオリジナルの物に変えていたりと、余り好きにはなれなかったんですが、2巻3巻と進むにつれて結構イイ感じになってきました。
ただ、どうにもこの作者と俺は「そこが一番大事なんです!!」と思っている部分が違うのか、外して欲しくないところで外されてしまう感が否めません。
それにしても、3巻まできても未だにストーリーは序盤で、セイバーの正体すら明かされていない状態。
メディアミックス系の漫画にしては、随分と長く続きそうな雰囲気ですねー。

ありゃ?Amazonに3巻が見つからない。仕方ないので1巻を紹介。

Fate/stay night (1) (カドカワコミックスAエース)

Fate/stay night (1) (カドカワコミックスAエース)

で、もう一つの買い物はFate/Zeroの2巻。
むしろこちらが本命。昨年末に1巻が発売され、2巻を心待ちにしていました。
もしPS2版で初めてFateに触れる人がいて、本編が面白いと思ったのであればクリアした後にFate/Zeroも読む事をお勧めしたい。
原作とは違う人が書いていますが聖杯戦争の魅力は存分に感じられますし、本編でも重要な位置づけでありながらも詳しく語られていなかった10年前の話ですから、色々と見所が多いです。

Zeroの一番の見所と言えばやはり衛宮切嗣の戦いぶりでしょう。
聖杯により呼び出されたサーヴァントと、それを使役する魔術師であるマスターによる戦い。
そんな大前提を根底から覆す様な衛宮切嗣のやり口は、原作を知っていればいるほど「こいつ、やる事がきたねーよ!」と思えて痛快です。
サーヴァントに敵の注意を集めておいて、自分は遠距離から暗視スコープ付きのスナイパーライフルで敵のマスターを狙撃
敵のマスターがいるホテルに爆弾を仕掛け、ホテルを丸ごと倒壊させる
自分の陣地には敵の侵入を防ぐ魔術的な結界だけでなく、クレイモア地雷を仕掛ける
やっている事は非常に合理的なのですが、こんな事をする奴が原作に出ていたら聖杯戦争どころかストーリーその物が台無しでしたよ(笑)。
でも、そんな衛宮切嗣が俺は大好きです。原作のアーチャーに並ぶかと言うほど魅力を感じます。
まあ、基本的に銃とかが好きな所為もあります(笑)。
もう一人魅力を感じているのはなんと言っても言峰綺礼
戦いに赴くとなれば、黒鍵を駆使して戦う姿が見られると思っていたのですが、今回の一番の見せ場はなんと言っても八極拳
しかも、肉体を魔術で強化するなどと言った無粋な事はせず、純粋な武術で敵を一撃の下に倒し、寸頸で木をもへし折る……。
功夫の賜物……と片づけるにはあまりに常人離れしていますが、そこが良い!
言峰綺礼に二の打ち要らず……
そんな伝説になる様な活躍を期待したいです(笑)。
3巻は6月発売予定。今から楽しみです。