歩くような速さで クリア

.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで
1月に買ったものの、信Onやらアイマスやらひぐらしに追われて放置気味でしたが、この週末でようやくクリアまで漕ぎ着けました。
完結編となるVol.3ですが、Vol.1やVol.2に比べるとストーリーが駆け足気味。クライマックスまで辿り着く頃には話の大きさにプレイヤーのモチベーションが追いつかなくなってしまう印象を受けます。
主人公であるハセヲ、そしてプレイヤーが一番気になっていたネタはVol.2までで大体終わってしまっていて、Vol.3に残されたのは細かい裏事情と最終結末だけでしたからねー。
今までは必ずストーリーが盛り上がっていたアリーナの話も、今回は非情に消化不良で終わっていましたね。
の再登場やPKトーナメントなんて変化球に走らずに、今まで通りのアリーナの流れで太白との戦いまで持っていった方がよっぽど盛り上がったかと。
仲間にできるキャラが増えたというのに、それらのキャラを活かす話が少なく、ストーリーに関わるのがほとんどG.U.メンバーに限られてしまっているのも残念。
しかも、そのG.U.メンバーすら少し人数を持て余し気味で、個々のキャラがイマイチ光っていません。
ヒロインのアトリはVol.2で自身の話が終わってしまったため、ストーーリーの都合でパーティーに入れられないと言う時期がほとんどないのは便利なのですが、逆にパーティーに入れようが入れまいがどーでもいい位置づけになってしまいがち……。
他のキャラも若干の独自の動きがあったりしますが似たり寄ったりの感じです。
まあ、どんなRPGでもクライマックス付近はそう言う感じになりがちではありますが、一本のソフトとして独立させる以上は、もう少しかっちりした展開を見せて欲しかったところです。
三本通してみるとさほど不満はありませんが、Vol.3単品ではちょっとぼんやりした印象を受ける。そんな感じです。

とりあえずクリアは出来ましたが、まだ全てのキャラを仲間に出来ていませんし、100区画にも及ぶダンジョンの踏破も残っています。
キャラが多いので全キャラを育てるのは諦め、お気に入りのキャラだけ育てていこうと思っています。
まずは大幅にレベルが立ち後れている揺光を、何とか実践に耐えうる強さにまで引き上げるのが先決ですねー。