偶然がいくつも重なり合って

ひぐらしをプレイしていて、「あうあう」言ってる羽入の声を聞いていたら、無性にTo Heartマルチが懐かしくなりまして(羽入もマルチも堀江由衣さんが声を当ててます)、プレステのToHeartを引っ張り出してきました。
PS2でプレステのゲームを立ち上げるのは一体何年ぶりの事か……。起動音すら懐かしい……。
で、いざTo Heartが立ち上がるとこれがまた懐かしい……。オープニングをじっくり聴いてしまいましたよー。
俺はこの作品に出会っていなければ未だにギャルゲーをプレイする事もなかったかも知れませんからね。色々な意味で思いでのある作品です。
序盤はマルチが登場しないので、あかりとか委員長に話しかける様に進めていたのですが、これはこれで話を進めたくなってきた……。
これはいくら時間があっても足りないと、極力ヒロインには関わらずに親友の雅史に話しかけていたところ、今になって未読部分がある事を発見。
雅史のイベントもあったんですねー。普通、ギャルゲーでヒロイン無視して親友に話しかけないですから気付きませんよね(笑)。
このまま勢いに乗って「僕たちずっと友達だよね」っていう雅史エンド(ヒロインの攻略に失敗したバッドエンドだが、意味深に捉える事の出来る台詞と保志総一郎さんの声が相まって、当時は微妙に話題になった)まで進めようかなという気にもなりましたが、さすがに不毛なので無視してパパーッと読み進めました。
マルチと言えば「はわわー」とか「あうー」ってな台詞が印象的だった気がしたのですが、改めて聞き直すと本当に限られた場面でしか言ってないんですねー。
そもそも、メイドロボットという変化球的なヒロインのはずなのに、キャラ立てが意外に地味です。
マルチに限らずヒロイン全般のキャラ立てが若干地味。テキストなどを含めた全般も地味ですねー。
当時の俺にはTo Heartがギリギリの限界だったはずなんですが、それを地味と言い切れる様になったのは良い傾向なのか悪い傾向なのか……
当時の俺に、最近俺がやっているゲームを紹介したら「こんなののどこが面白いの?見ててキッツイわ……」とか言われるんでしょうねー。特にアイマスなんか(笑)。

ま、そんなこんなで駆け足にマルチのシナリオをクリア。
とりあえず満足しました。これ以上関わると全ルートプレイしたくなりそうなので、またしまい込みましょう。
それにしても、プレステ版のTo Heartが発売されてからもう8年になるんですねー。

To Heart

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