まりも、オンラインオーディションにデビュー

アイドルマスターを引き続きプレイ中ですが、せっかくXbox360のゲームですから、まりももオンラインのオーディションに挑戦。
オーディションを選んでみると、そこには既にエントリー待ちをしている人が。
実際にオーディションに進んでみると、オフでやっている事とこれと言って代わり映えはせず、競争相手もうちのまりもと大差ないランクだったためかすんなり合格。


さて、ここでアイマスをプレイした事ない人のために少し説明を。
オーディションは、ボーカル、ダンス、ビジュアルの3人の審査員に対してアピールを行い、評価が高かった人が合格出来るという物。
1回のオーディションは3回の審査に分かれており、それぞれの審査の時に3位以内に入ればポイントを得て、6位になるとポイントを失います。
最終的に3回のポイントの合計で順位を出し、順位が合格枠に届いていれば合格です。
ただ、オーディションではアピールの仕方に気を付けなければなりません。
審査もアピールもボーカル、ダンス、ビジュアルでそれぞれ別なので、ボーカルが得意だからといってそればかりアピールしていては、ダンスとビジュアルでマイナスになってしまってポイントが伸ばせません。
それに、得られるポイントは1位でも3位でも変化がないため、上手くアピールして全てを3位以内に収める事がベストです。
ここで問題になってくるのが、流行ジャンルと審査員の興味。
審査で貰えるポイントは流行ジャンルによって変化します。流行が1位のジャンルは5ポイント。2位が3ポイント。3位が2ポイント。
そのため、オーディションで受かるためには流行ジャンルで確実にポイントを獲得するのがよいのですが、今度は審査員の興味が問題になってきます。
オーディション参加者がアピールすするたびに、そのアピールに対応したジャンルの審査員は興味を失っていきます。興味を完全に失えば審査員は退場し、審査員が退場したジャンルに関してはポイントが得られなくなり、退場する前に稼いでいたポイントも消えてしまいます。
例えば、その時の流行がボーカルだった時は、ボーカルで得られる5ポイントをとるために参加者は必死でボーカルをアピールします。しかし、アピールが加熱して審査員の興味が0になるまでアピールしてしまうと、ボーカルの審査員が退場してしまい、そのオーディションではボーカルで一切ポイントが得られなくなってしまいます。
オンラインでのオーディションでは、ポイントを確実に得るためにアピールの配分をどう持っていくかという事が駆け引きになります。


そんなオーディションのシステムを踏まえた上で、まりものオンラインオーディションの顛末をご覧下さい。

1回目のオンラインオーディションはあまりにすんなり合格してしまったので、「オンラインでやってもこんなもんか」と甘く見て、続けてオーディションに挑戦。
当時の流行はダンス。当然まりもはダンスを重視してレッスンしてきました。
そして始まったオーディション。まりもは得意のダンスを積極的に、次いで得意なボーカルもちょこちょことアピール。
1回目の中間発表ではダンスの5ポイントとボーカルの2ポイントを獲得するというまあまあのスタート。
2回目の中間発表では、1回目で落としてしまったビジュアルでもポイントをとろうと、ダンスのアピールを少しビジュアルにまわす様に進めてみました。
しかし、中間発表直前になって異変が!なんとダンスの審査員の興味が減り続け、今にも興味を完全に失ってしまいそうになっています。
慌ててダンスのアピールは一切やめたが、それでもダンス審査員の興味低下は止まらず、遂に審査員退場……
2回目の中間発表は審査員のいなくなったダンスはもちろんボーカルまで落とし、ビジュアルの3ポイントだけ獲得。
1回目の中間発表はダンスとボーカルで計7ポイントとっていましたが、審査員が消えた事で当然2ポイントしか取っていない事になります。
最終発表にに向けて何とか修正しようと、不得意なビジュアルで何とかポイントを稼ごうとアピールしまくっていたら、今度はビジュアルの審査員の興味がどんどんなくなっていく……慌ててボーカルのアピールをするも、またしても興味の低下が止まらずビジュアルの審査員までもが退場。
結局最後に残ったボーカルさえも落とし、結果的に1回目の中間発表の時に獲得した2ポイントしかないという散々な結果……当然不合格です。
「何故だ!?興味を失いそうになっているのは分かり切っていたのに、なんでみんなアピールをやめなかったんだ?」
と、疑問に思いましたが、その理由は少し後に判明しました。
そう。それから数週間後のオーディションでの事……
1回目の中間発表は、まずは様子を見ようと全てのアピールをまんべんなく行ってみました。
まりもが他の参加者より優れていたのか、それとも他の参加者が偏ったアピールをしてたためかわかりませんが、全てのジャンルでポイントを得るという最高のスタート。
まりもの実力を信じて、2回目の中間発表も再びまんべんなくアピールさせて挑む。
すると、ボーカルとビジュアルはポイントを得たものの、肝心のダンスを落としてしまいました。
その理由は明確。ダンスの審査員の興味がとんでもなく低下しています。どうやら他の参加者がやたらとダンスをアピールしたようです。
そして、2回目の中間発表が終えた直後にダンス審査員退場。
俺は最終審査に向け、貰えるポイントは少ないがまりもが得意とするボーカルを確実にとろうと、ボーカルのアピールをしていたのですが、他の参加者は流行2位のビジュアルのポイントを取ろうとしたのか、今度はビジュアルの審査員の興味がみるみる低下していきます。
その時になって俺はふとある事に気が付きました。
「俺は中間発表の2回ともボーカルでポイントをとっている。その後もボーカルのアピールは欠かしていないし、まりもはボーカルを鍛えているので3回目もポイントが取れるんではなかろうか?となれば……
このままビジュアルの審査員が退場してしまえば、ボーカルで稼いでいるまりもの合格は確実!」
「ビジュアルの審査員退場してしまえー!!」
と、まりもにビジュアルのアピールを連発させる。
当然審査員の興味低下は止まらずそのまま退場。
結果、ボーカルで3回ともポイントを得ているまりもはオーディションを1位通過。
なるほど!こう言う事か!!
ライバルを蹴落とすためには手段を選ばない。厳しいですね。アイドルの世界(笑)。
慣れた人だとアピールの配分とか、興味を回復する「思い出」という別のアピールを上手く使うのでしょうけど、慣れない人がたくさん参加した場合はこういう散々なオーディションになってしまう事もありそうですね。
あと、オーディションによって審査員の興味の低下する幅が違いというのもあるのかも知れません。


そんな感じで、オーディションにも随分慣れてきましたが、既に何度かバグらしいものに出くわしました。

・その1 フリーズ
オーディション会場に入ったら画面が真っ黒になったままフリーズ。ガイドボタンすら入力を受け付けません。まあ、これは360名物なんで今更驚きもしません(笑)。

・その2 キャラすり替わり
プライベートチャットでFlowさんと雑談をしながらプレイしていた時の事です。
とあるオーディションにまりもを出場させ、いざオーディションが始まってみると画面には見た事もない女の子が立っていました。
水瀬伊織という女の子ですが、うちのまりも星井美希水瀬伊織なんてプロデュースした事もありません。
それでもめげずにアピールの支持を出し続けましたが、まりもと比べて能力が低いのか、そもそもバグで何もかもおかしくなっているのか、どんなに頑張ってアピールしても全然ポイントが取れる気配がありません。
結果は当然不合格……
ゲームの致命的なバグではなく、通信エラーなどによる偶発的なものだと思いたいですね。