ところで、

土日をかけて桜蘭高校ホスト部を見ていた事には、単純に面白かったという以外にもう一つの訳があります。
実は最近TRPGGMをやった時に、男性NPCの演出に幅が無さ過ぎるなーと悩んでいた部分があったのですよ。
女性キャラに関しては「一人称を変える」とか「カテゴリー分けしたわかりやすいキャラを作る」といったギャルゲー的なキャラの作り方で何とかバリエーションを増やす様にしていたのですが、男性キャラは特別意識しないで演出していたため幅がすごく狭かったんですよね。
ところが、最近ネタでBL系の演出をした時「このPC(男)に絡めるならどんなNPC(男)が良いんだろう?」なんていう普通やらない様なキャラの作り方をしたところ、何となーく男性NPCの幅が広がりました。
で、桜蘭高校ホスト部を見ている最中に一つの事に気がつきました。
「男キャラも明確にカテゴリー分けして考えると幅が出る」と。
今まで男のNPCを演出する時ぼんやりとした印象だったのは、しっかりキャラ立て出来ていなかったゆえ。
実際、カテゴリー分けして考えてみたらキャラ立てしやすいのなんの……
この間TRPGの機会があったので、とりあえずホスト部のキャラをモデルにして(王子キャラなのにやられキャラの須王環と、眼鏡でクールキャラの鳳鏡夜)NPCを演出してみたら、複数の男性キャラを同時に出してもキャラがぶれないぶれない。
キャラの性格をタイプ分けしてしっかり意識していれば、「このキャラはここまではOKでここからはNG」という事を咄嗟に判断しやすいですね。TRPGでは想定外の台詞をアドリブで喋らなければならない事が多いのでこれは助かります。
細かい演じ分けが出来る演技力や、細かい演出を止めどなくできる様なボキャブラリーがあるならば別ですが、そう言う事が出来ない人間は何事も極力わかりやすく線引きするのが一番なんですね。
それは女性キャラの演出で気付いたはずだったんですが、自分が男ゆえに男性キャラに関しては失念していましたよ。
基本的に少女漫画は守備範囲外でしたしねー。

それにしても、マスタリングの行き詰まりに対する打開策が、ギャルゲーと少女漫画ってーのは我ながらどうなんだろうとは思いますがね(笑)。
ま、経緯はともあれ結果オーライ。ただ、土日を完全に潰してしまい、月曜になった今でも引きずっているため(アニメは全話通して2回みてるし、漫画もちょこちょこ読み返している最中。いやホント、思いの外ツボに入りましたよこの作品)、肝心のシナリオ作製が進んでいないというのは本末転倒……
それに、金曜のバージョンアップで新要素が追加されたPSUも余りプレイしていません……
さすがに明日からは少し切り替えないといけませんねー。