ちょっと話題はそれて格ゲーの思い出

永久コンボと並び、昔から格ゲーにつき物で色々と論議の的になった物として「ハメ」と「即死コンボ」があります。
ハメとは、一定の行動を繰り返すだけで相手は反撃不能の状態が続いてしまう物。即死コンボとは、一連の連続技で(気絶を挟む場合もある)体力ゲージ全てを奪うコンボ。


そんなハメや即死コンボにまつわる思い出。あれはスーファミで出ていたらんま1/2の格ゲーでの事……
俺とshingyoは一作目の町内激闘編、二作目の爆裂乱闘編、三作目の超技乱舞編と、因縁の対決が続いていました。
俺の使用キャラは響良牙、shingyoの使用キャラは早乙女乱馬。奇しくも原作でもライバル関係のキャラ。

町内激闘編では俺の圧勝。良牙強すぎ……乱馬弱すぎ……キャラ差ありすぎ……

爆裂乱闘編はshingyoの圧勝。乱馬強すぎ……良牙弱すぎ……キャラ差ありすぎ……

超技乱舞編は今までの「お手軽格闘ゲーム」のイメージを捨て(制作会社も変わった)、システムも既存の格闘ゲームに近い形になっていました。
乱馬と良牙は牽制技、突進技、無敵対空技と、便利な技が揃っているて、性能は全キャラの中でもトップクラス。キャラ差による有利不利はほとんど無い。
スピードと技で器用に攻める乱馬に対し、良牙はひたすらパワーで力押し。持って生れた格闘センスは乱馬使いのshingyoが上。奇しくも原作と同じ構図となっていました。
腕で劣る俺は徐々に押され始め、常に画面端を背負う形となっていく。
そして……
「でい!」「でい!」「でい!」「でい!」「でい!」(猛虎高飛車を連発する乱馬)
「抜けれねーんだけど……それハメじゃね?
無敵対空を出すなどの切り返しはあるかも知れなかったが、かなり厳しいので画面端での猛虎高飛車は自粛という事で話をつける。
しかし、ハメなど無くともshingyoの実力は俺より遥かに上で、次の試合もパーフェクトペースで進む。
手も足も出ない俺は苦し紛れに突進技の飛び込み二段頭突きをぶっ放しで出したが、それが上手い事当たったのでキャンセルして獅子咆吼弾(強)に繋げる。するとそれだけで乱馬は気絶。
チャンスとばかりに「ジャンプ強パンチ>立ち強パンチ>飛び込み二段頭突き>爆砕点穴(強)」の最大コンボを叩き込む。
KO
「即死コンボか!」
という訳で、せっかく良い感じに対戦が進んでいたのに、ハメと即死コンボが発覚して微妙な空気に……
結局俺とshingyoの「乱馬VS良牙」という因縁の対決は、納得の行く形で決着がついていません。
ちなみに、後にプレステでらんま1/2バトルルネッサンスという3D格ゲーが出ましたが、あまりの不出来さに対戦する気が起らず……
早い段階で「弱パンチ>火中天津甘栗拳>弱パンチ>火中天津甘栗拳>……」という、デバッグをちゃんとやったのか疑問に思う様なお手軽永久コンボが見つかったのも原因でしたが……(笑)

そういえばこのらんま1/2バトルルネッサンスですが、最近まんだらけで見かけたら3万円近い値段でした……あの出来の悪いゲームにプレミアがつくなんて……


ん?話題が横道にそれたから、漫画の事を書くの忘れてたよ……
ま、明日の話題にするという事で。