結局そのオチですか

アニメの銀魂は今期が最終章って銘打っていたけど、あまりに大々的にネタにしていたので、最初に目にしたときは「やっぱり延長しましたー」とか言うオチなんじゃないかと思いました。
ただ、そろそろ原作に追いついてしまうことや、未だに画面比率を4:3のまま通していることなど、一時区切りをつけるならこのタイミングかなーと思う要素もありました。
ラストになる長編が吉原炎上編というのは少々似つかわしくありませんが、あえてアニメ独自の結末をつけることなく、「原作がある程度進むまで休止」という終わらせ方もありに思える。
普通のアニメならそういうはっきりしない終わらせ方はどうだろうという雰囲気になりますが、銀魂なら銀さんたちがその辺の事情をダラダラと語りながら終了っていうのもありだと思いますし。
あそこまで原作を大事にしているアニメなら、原作に追いつかないようにと安易なオリジナルエピソードで時間稼ぎをしまくって原作の雰囲気を壊すようなことはしないと思うし……。

……とか何とか考えながら見てたら、やっぱり何食わぬ顔で4年目突入ですか。そうですか。
しかし「オリジナルの敵を出して、数ヶ月はオリジナル展開のバトル三昧」ってな安直な手が使えない銀魂を、どうやって引き伸ばすつもりなんでしょうねー。
ギャグ中心だとどうしてもセンスの違いが大きくでてしまうので、原作とはずれた独自の空気が生まれてしまう可能性が高い。
俺は銀魂の原作は読んでいないのでいいのですが(本当は原作が欲しいですが、さすがに28巻まで行っていると一から揃えるのは大変)、アニメが原作からどんどん外れていくのはあまり好きではないです。
以前、久しぶりにケロロ軍曹を見てみたら、もうそこには原作の雰囲気が欠片も残っていなかった……。

まあ、なんだかんだいいつつも、銀魂が続いてくれる事は嬉しいですね。