アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク

アリアンロッド・サガ・リプレイの第3パーティがようやく動き始めました。
第1パーティが王女が国を再興するという表の王道を行く展開に対して、第3パーティは歴史に名を残す事がない特殊部隊の活躍を描くというハードな展開。
第1話では、難攻不落の城砦をたった4人で落とすという話。
城には数百人の兵士が詰めており、4人で戦いを挑める数ではない。
工作をして城の機能を停止させようにも、4人に渡されたのはたった4つの爆弾(通称「ツナ缶」)のみ。一つの城を落とすにはあまりに火力が足りない。
しかも、もし任務半ばで倒れてしまった場合は、証拠隠滅のために爆弾が自動的に爆発して強制的に自決させられてしまう……。
4人はどんな手を使って城を落とすのかと思えば、プレイヤーが取った解決策はGMさえもまったく想定していなかった奇想天外な方法。
GMである鈴吹太郎さんや、ベテランプレイヤーの上手さと発想力が光る面白いリプレイです。
俺は、サガ・リプレイの中で一番好きなシリーズになりそうです。
本当はもっと詳しく書きたいことがあったはずなんですが、これを読んだ後にジパングを読んでしまったため、なんかいろいろな物が頭から吹っ飛んでいってしまいました(笑)。
とりあえず、特に気になったことだけ簡単に書きます。
「なんで小暮英麻さんのダイス運は落ちることがないんだー!」
アンソン・マンソン。字面すっごく読みにくいけど、音の響きは好き。きくたけさんがネタのない真面目なキャラやるのって珍しいなー(笑)。

矢野さんの書いた小説の方はまだ読み終わっていません。最近まとめて出すぎですよー。ほとんどF.E.A.R.の作品に絞ってるというのに一月にまとめて数冊とか出ますからねー。
まあ、TRPG冬の時代を知っていると、「出すぎ」なんてのは嬉しい悲鳴ではあるんですが。