やっとセイバールートクリア

ようやくセイバールートクリアしました。
俺はただでさえ読むのが遅いのに音声追加で大幅に読み進めるペースが落ちるなーとは思っていましたが、セイバールートだけで40時間超えるとは……。
予想以上に時間がかかった事に加えて、プレイを開始したのが発売から数日経ってからだったり最近は平日に色々予定があって長い時間プレイ出来なかったり早寝してしまった日も多かったりで、気がつけば発売から一週間以上経ってますね。
で、やっとクリアしたセイバールートですが、やはり士郎の考え方はついて行けない部分が多いですね。
まあ、Fateという話自体は士郎の破綻した考え方が合ってこそ成立する部分は大きいですし、別ルートではそんな士郎が好きになれるんですが、セイバールートでは士郎が事あるごとにセイバーの考え方を否定し、挙げ句はそれにセイバーが感化されるという流れが納得出来ないのですよね。
何はともあれセイバールートは終わったので、これでようやくUnlimited Blade Worksに入る事が出来ます。
このルートは何度読んでも面白いので、長時間のめり込んで読む事が出来そうです。たとえ40時間かかったとしても、一週間かかる事はないでしょう。
セイバールートと違ってこの話はアニメで描かれていないので、アーチャーの名台詞の数々を初めて諏訪部順一さんの声で聞く事が出来ると言うのが一番の楽しみですねー。
そういえば、セイバールートでのアーチャーの名台詞である「別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」をゲームで聞いた時、「やっぱり格好いいなー」と思った反面、その後のアーチャーの戦いが一切描かれない事に物足りなさを感じてしまいました……。
そのため、このシーンを見た直後にまたアニメの14話を見ましたよ。3回も(笑)。
声と言えば、アニメでは一部のキャラクターがキャスティングは良いのに演技がキャラに合っていなかったり、原作と全く同じ台詞なのに台詞の言い方に違和感があったりというシーンが見受けられたのですが、ゲームでは同じキャストなのにその辺が軒並み良い雰囲気に変わっていたので安心しました。
アニメだとどうしてもシーンや台詞が大幅に削れるので、あえて雰囲気を変えざるを得なかったという部分もあるんでしょうけどね。
それにしても、ゲームで声がついた事による恩恵を一番受けているのは、タイガー道場ではないかと。
普通はバッドエンドを向かえるとただゲームオーバーになるだけですが、Fateはバッドエンドの先に馬鹿馬鹿しいノリのタイガー道場があるために「バッドエンドをコンプリートしたくなる」という本編とは違った楽しみが生まれます。
ただでさえ楽しく馬鹿馬鹿しいタイガー道場が、声がついた事で楽しさも馬鹿馬鹿しさも倍増しています(笑)。