映画「デスノート」

昨日、デスノートの映画を前編と後編まとめて見ました。
以前からLは結構雰囲気出てるけどはイマイチって話は聞いていましたが、確かにその通りでしたねー。
Lは見た目や仕草もかなりそれっぽいのですが、はいかにもっぽい台詞を言っても全然に見えてこない。
まあ、その辺は漫画の実写映画化では避けられない部分なので良いですけどね。
それに、余り漫画の雰囲気にこだわりすぎるとおかしな感じになってしまう事もありますしね。容姿端麗スポーツ万能、明晰な頭脳と推理力で警察の事件解決を手伝う事もある大学生。そんな漫画みたいな設定をあまり強調しすぎると実写では違和感が……(笑)。
ただ、が捜査本部に参加するに至る経緯は、漫画よりは説得力がある流れになっていたのは良いですねー。
「なんでに映画オリジナルの彼女なんてつけなきゃいけなかったんだ?」って疑問に思っていたのですが、前編であーいうラストを向かえるためだったとは思いませんでしたねー。
南空ナオミキラに殺された婚約者の仇を討とうとする話も映画では独自の展開になっていて、あれは見てて「そう持っていくか!」と感心しましたね。
南空ナオミから本名を聞き出す事に成功し、勝利を確信した「キラだから」と名乗るという原作のシーンはすごく好きなのですが、映画の方の展開もこれはこれで良いですねー。
婚約者の名前がレイ・ペンバーではなくレイ・イワマツよいう日系に変わっていたのは笑いましたが(笑)。
そうそう。レイ・ペンバーにFBI捜査員を殺させるというネタ。原作ではFBI捜査員のファイルを手に入れる流れに不自然さがありましたが、映画ではそこを上手く変更していましたねー。
アニメでもそこのネタは原作そのままではなく映画と同じようにしていましたね。ホント、あのネタはよく考えられてます。
他に原作と変えたシーンで印象的だったところと言えば、なんと言っても後編のラストでしょうね。
映画はvsLの話だけで終わらせるためラストの展開は大幅に変わるのですが、原作ではあっさりやられてしまったLに一矢報いるためにあんなネタを仕込んでくるとは!
原作では「え?これで終わりなの?」ってくらいあっさりでしたからねー。

DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set [DVD]

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