昨日買ったＤＶＤ見るだけで結構時間が……

「蟲師　　其ノ陸　其ノ漆」
その６とその７です。その７の方は原作の方でも特に俺が好きな話がまとめて収録されていました。
第十九話の天辺の糸は、蟲師の中では珍しく単純にハッピーエンドな話です。
人としての姿を保てなくなり人の目に映らなくなってしまった吹（ふき）と祝言を挙げる精志朗（原作ではセイジロ）の姿が非常に印象的で好きなんです。
第二十話の筆の海は原作の雰囲気が元々好きでしたが、アニメで動きがつくとさらに面白いですね。
蟲師が蟲を殺す話を文章として書く事で自分の中に封じている蟲を紙に移していくという発想が面白く、紙が傷み文字となった蟲が逃げ出した時は文字を箸でつまみとって紙に張り付けていくというのもまた面白いんですよ。
蟲師は蟲の退治法にも一工夫あって、単純に蟲師と蟲の戦いという安直な図式にならないところが好きなんですが、この話は特にその部分が強調されていて良いです。

蟲師のＤＶＤは監督とスタッフの対談が映像特典として収録されているのですが、こだわって作られている作品だけに、毎度毎度感心させられる話題にあふれていています。
この作品を観ていて漠然と「すごいなー」と思っていた事が、「本当にすごい事なんだ」と改めて気付かされますね。

蟲師 初回限定特装版 第四集 [DVD]

「Fate/stay night　５」
これに収録されている「第１４話　理想の果て」は、もう何十回観たかわかりません。ＤＶＤを買った事で、さらに何度も観たくなりましたが、さすがに今日はそれだけに時間を費やせる状況ではないので一度観たきりですけど。
いや、本当にこの回のアーチャーの活躍は何度観ても良いんですよ。
語ると長くなってしまうので詳しい事は割愛しますが、とにかく良いんです。

そういえば、ＰＳ２版Fate/stay nightのキャストが発表されてましたね。
前に「ＰＳ２版のキャストについてはお楽しみに」という感じの原作者コメントがあったので、アニメのキャストと一部変わってしまうのではないかと懸念しましたが、アニメでキャストが決まっていたキャラは全てゲームでもそのままでしたね。
それにしても、ＰＳ２版は台本の量が半端じゃないとは聞いていましたが、衛宮士郎の台本はなんと段ボール箱丸々一箱あったらしいです……この量でも声がつくのは純粋な台詞部分だけで、モノローグなどには声がつかないらしい。
という事は、unlimited blade worksの詠唱をフルに聞けるのはアニメ版のみですかね？

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