ファンタシースターポータブル体験版

そういやー「PSU」のタグ使うの久しぶりです。PSUは無料期間終了とともにやめちゃいましたからねー(笑)。
で、そのPSUPSP版新作であるファンタシースターポータブル。略すとPSP。でもPSPって略すとPSP本体と区別が付かないし……。
仕方がないので、ここでは仮にファンタシースターポータブルは「PSp」と小文字交じりで表記してみます。

PSpでの追加要素ではありませんが、無印PSUでやめてしまった人間としてはジャストアタックの追加がかなり良いですねー。
通常攻撃の3段や、それをキャンセルしてのフォトンアーツ(以下PA)をタイミングよく繋げると、クリティカル(ダメージ1.5倍)になるのですが、タイミングよくというのが最速入力ではなく、少々遅めというのがミソ。
ジャストアタックを狙うと確実にダメージアップに繋がりますが、攻撃モーションが遅い武器だと下手にジャストアタックを狙うと敵に割り込まれて攻撃が中断してしまいます。
ジャストアタックはコンボの2段目以降から出せるので、生でPAをぶっ放すよりも通常技で牽制してからPAに繋いだ方が効率が良い。
しかも、通常技のジャストアタックによる武器のPP回復量が大きいので、通常技からPAに繋げるというコンボを使いこなせばPPの節約しながら戦えます。
無印の頃の通常攻撃はただの弱いだけだったので、攻撃と言えばPAをひたすら連打という連打ゲーでした。ジャストアタックが追加になってアクションRPGっぽくなりましたね。
なんでこのシステムを無印の時に最初から実装できなかったのかなー……。

PSp独自の変更としては、オンラインプレイが前提のPSUをベタ移植ではなく、ソロでプレイする事を前提としたバランスになっているのが大きいですね。
戦闘タイプは大幅に減った変わりに、どの戦闘タイプも使用武器の制限が緩和され、PSUのオフラインモードのキャラクターのような万能タイプに変更になっていました。
レベルやPAの成長速度も普通のRPG並になっていたので、強化系の様に使用頻度の少ないPAの成長に悩まされる事もなさそう。
まあ、やっぱり一番大きいのは基板や素材による合成を廃止し、アイテムを直接ドロップするというPSOスタイルに戻したところでしょうか。
おかげでレアアイテムを手に入れるために同じエリアを回すことも比較的苦ではありません。
無印PSUだと「基板が手に入らない」「素材が手に入らない」「合成で失敗する」「失敗するとモノメイトが出来て素材全ロスト」というマゾ仕様で、エリア回して基板やアイテムが出てもさほど嬉しく無かったですからね……。
オンラインゲームであれば合成というシステムも悪くはないのですが、MMORPGのようにPC間の売買や流通がしっかりしてないと難しいですよ。
おまけに無印PSUは武器の強化に失敗すると武器が壊れるというこれまたマゾ仕様でしたが、PSpはグラインダーという強化アイテムを使うというPSOスタイル。
その代わり、上昇する値はある程度ランダムで決まるので、最高まで強化したときにどこまで攻撃力が上がるかは運次第。ま、オートセーブなどないのでリセットを駆使すれば最大値を目指すことは出来ますけど。

そんな感じで、手軽に遊ぶアクションRPGとしては十分楽しめるゲームになっているのではないかと。