色々漫画を買ったのでまとめて書く

妄想少女オタク系2巻
ごく普通の高校生阿部隆弘が、腐女子浅井留美に恋をしてしまうラブコメディ。
告白すれば
「阿部君(男)は千葉君(男)とのがお似合いだと思うの」
というあり得ない流され方をし、友達として仲良くなった後に、改めて軽く、でも確実に伝わるように
「つまりそれ位浅井のこと好きってことさっ」
といえば、
「カヲル君!?」
「あたしの事『シンジ君』って呼んでいーよ」
と、これまたあり得ない流され方をされてしまう阿部……
2巻では、阿部が「カヲル君とシンジ君」の意味を浅井から聞き出そうとするんですが(エヴァを知らなきゃ何の事かわかりませんからね)、それに対して浅井
「カヲル君はシンジ君の一番好きな人」
と、「阿部浅井の一番好きな人」という事を意味しているとも取れるがそもそもカヲルとシンジの大前提が間違っている様な答えを出します。
それが切っ掛けで二人の中は進展するかと思われたが、その直後に浅井は夏コミに落ちた事が判明し、そのショックで阿部の事など考える余裕が無くなってしまい終了……
進展しないのはラブコメのお約束とは言え阿部はあまりに報われません……
この漫画の面白いところは、なんと言っても腐女子の暴走する思考と行動でしょうか。
満員電車で不意に阿部浅井が密着してしまった時、阿部の方は普通にドキドキしている訳ですが、浅井の方はと言うと、
「せめてあたしが男子ならな〜 ヤオって楽しむのにな〜…」
と、男子になった自分が阿部に手を出すところを妄想しているという……
浅井が男子だったとしたら、この場合は阿部が受けかなーと言う事は何となーくわからなくもないですが、そもそもどうしてそう言う妄想に至るかと言う部分が全く理解出来ません(笑)。


どーでも良いのですが、ふと思い立って「受け」というキーワードで検索をかけてみた。トップに来たのは「受け攻め度チェック」なるところ。
折角なので名前と生年月日と血液型を入力して結果を出してみた。

たけぽんさんは誘い受です!

まあまあまあ、性格的に攻めではないだろうが、誘い受って……
基本的にMに近い受けです。
いや、これはねーよ……無いはずだ……
人にリードされるのを好むタイプです。
まあ、特殊な状況に限らずこれは性格的にこれはありそう。
しかし、そもそも自分が攻められる姿が想像出来んので何とも言えん(笑)。

妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)

妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)

宙のまにまに2巻
天文部の夏合宿に文化祭準備とイベントが満載。そして、ヒロインの明野美星草兄ィと慕う草間望が登場し天文部顧問になるなど、人間関係を巡る動きもあり、これからますます面白くなりそうな雰囲気です。
とは言え、明野美星大八木朔の関係が大きく進展するには、美星の意識が大幅に変わらないと無理っぽいです。
何せ、
「美星先輩は大八木クンのことどう思ってるんですか……!!!」
という蒔田姫の問いつめに対して、
「大好き」
「姫ちゃんも朔ちゃんもさよちんも部長もみーんな大好き」
と答えてしまうような人ですからね。
高校二年生とは思えない純粋さ。子供がそのまま大きくなったような子です。

そんな感じの2巻ですが、一番印象に残ったのはピンポンバトルのシーンでしょうか。
通学の時に利用するバスは学生がたくさん乗っているため、学校に近いバス停では「誰かがピンポンを押すだろう」とみんなが思ってしまい、結果的にギリギリまで誰も押さないということが起ります。
そのこと自体は、バス通学の経験がある人であれば誰しもが共感出来ることだとは思うのですが、2巻では大八木朔がこういうシーンを妙に緊迫感を高めて盛り上げてくれます。

「だれもピンポンおさない……。」
「こっこれはバス通などで時々発生するピンポンバトル!!?
みんなが下車するが故互いに誰かがボタンを押すだろうと思っているうちに妙な緊迫感にのまれだれもボタンを押せない!!!」
「…どうする…そろそろ押さないとマズイ……どうする…どうする!?」
「押せない………!!!」

いや、朔ちゃんよ……いくらなんでもそこまでは緊迫しないわ(笑)。

宙のまにまに(2) (アフタヌーンKC)

宙のまにまに(2) (アフタヌーンKC)

もやしもん4巻
表紙が今までになくカラフルだったので、本屋で見つけるのに手間取りました。目に入っていたのにもやしもんだと思えなかった(笑)。
内容の方は相変わらず。主人公の友人で、しばらくどこかに行っていた結城蛍が戻ってきたり、主人公の菌が見えるという力が一時的になくなったりと、ちょっとした事件はあったもののいつも通りの日常です。菌がワイワイ騒ぎ、教授がうんちくを語り……
お薦めしたい漫画の一つではあるんですが、何が面白いか説明するのは非常に難しいですね。
ストーリーを簡単に説明すると、肉眼で菌が見えるという能力を持った主人公が農大で過ごす日常を描いています。
脱力系のデザインで描かれた菌達と、「かもすぞー」をはじめとする菌達の面白い台詞が魅力的。
農大漫画と言うよりは菌漫画。菌の視点で描かれる話もたまにあるほどですからね(笑)。
この菌達の魅力を実感するには一度読んでもらうしかありません。
後は教授のうんちくも読んでいて楽しいですね。「農大」と言う割りに、うんちくのネタは酒と発酵食品に偏ってますが。

もやしもん(4) (イブニングKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

よつばと!6巻
この作品も相変わらずと言えば相変わらず。
そして、これも何が面白いかと説明するのが難しい作品です(笑)。
よつばの言動が面白いと言うことは確かなんですが、台詞や行動を文字で羅列しても全く面白さは伝わりません。
あずまきよひこさんの作品は独特の雰囲気を持っているため、比較的面白さを説明しにくい作品が多いのですが、その中でもよつばと!は特にその傾向が強いかと。
爆笑は少ないですが、絶えずクスクス笑える作品です。ツボに入れば笑えること請け合い。
でも、ツボに入らないと何が面白いのか全くわからない可能性もあり(笑)。

よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)